靴 diamond in the rough 2003 5 30
昨日は、北海道でも気温が30度を記録し、日本各地が真夏日となりました。
梅雨の時期はありますが、高温多湿の季節がやってきます。
こういう高温多湿の日本で、風土に適した履き物というと、
草履と下駄になるでしょう。
通風がよくないと、高温多湿なので、水虫になる可能性があります。
しかし、洋服に草履と下駄では、似合いません。
サンダルになるでしょうか。
どうも日本では、サンダルに対するイメージがよくないですね。
しかし、ギリシャに行けばわかりますが、
上品で気品のあるサンダルを売っています。多少、高いかもしれません。
歴史を振り返れば、国によっては、サンダルの文化もあったのです。
また、古代の絵を見ると、
大天使は甲冑にサンダルを履いた姿で描かれている絵もあります。
しかし、ビジネスをするのに、サンダルは困るという場合は、
革靴を履くことになります。
しかし、ここで間違いをする人が多いのです。
日本では、靴の歴史が浅いので、靴に対する知識がありません。
そこで、その知識不足を補うために、シューフィッターという職業があります。
靴を買う時、靴売り場で、適当に靴を買っていませんか。
あるいは、単にデザインだけで靴を買っていませんか。
靴が足に合っていないと、疲れやすくなるだけでなく、
健康にも悪い影響を与えます。
靴を単に、26.5とかサイズだけで選ぶのは、間違いです。
足の指にも、いろいろな形があるのです。
それに合わせた形の靴を選ぶ必要があるのです。
そこで、シューフィッターが足によく適合する靴を探してくれます。
身に覚えのない不健康も、もしかすると、
あまりに長時間、足に合わない靴を履き続けたことが原因かもしれません。
さて、この前、本屋で見ていたら、おもしろい本が創刊さました。
世界の歴史を人物から見ていくという企画です。
「汝の敵を許せ、しかし、その名は忘れるな」と表紙にありました。
確かに戦乱の時代は、こういう考え方をしないと、
いつまでたっても戦乱は治まりません。画期的な考え方です。
白が味方で、黒が敵ならば、グレーの部分を増やすという考え方は、すばらしい。
しかしながら、まだ敵が多いようですと、もう少しです。
人間というものは、神が作りました。
そして、人間の心の中心には、ダイヤモンドがあるのです。
それどころか、ダイヤモンドより強い光を宿しています。
しかし、このダイヤモンドは、「すす」や「ホコリ」がつきやすい。
磨かないと、どんどん「すす」や「ホコリ」がついてきて、
元は、ダイヤモンドだったとは気がつかないほど、汚れてしまうのです。
こういう状態で、物事を見て、判断し、行動すると、
神の意志とは、正反対な方向に行ってしまうのです。
これが、悪の起源のひとつになったのです。
だからこそ、悔い改めることが重要なのです。
悔い改めよと言っても、まず何を悔い改めるのか、そう思う人もいるでしょう。
確かにあまり難しいところから始めると、挫折します。
誰にでもできる、簡単なところから始めましょう。
まず、手始めに、言葉の調律をすべきです。言葉を反省すべきです。
人の口から発せられる言葉には力があるのです。
これを昔は、言霊と言いました。
悪しき言葉は、他人の耳から入り、その心に達して、その人の心を痛めます。
さらに、悪しき言葉は、自分の耳から入り、自分の心に達し、
自分のダイヤモンドも曇らせます。
ひとつの悪しき言葉が、ふたつの悪を作ります。
悪しき言葉を言えば言うほど、
どんどんダイヤモンドが曇って、最後には黒い石のようになります。
言葉の調律は、まず第一歩です。初歩の入門のようなものです。
よき言葉は、他人の耳から入り、その心に達して、その人の心を温めます。
よき言葉は、自分の耳から入り、自分の心に達して、
ダイヤモンドをさらに輝かせます。
ひとつのよき言葉が、ふたつの善を作り出します。
言葉には力があるのです。
悪を溶かす力があるのです。
悔い改めよ、神の国は近づいた。
Turn away from your sins, because the Kingdom of heaven is near.